国際結婚

 
 
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国際結婚

   
ある国際結婚業者のつぶやき   

No.101  2006年4月27日

4月24日帰国後 翌日25日は広尾の日赤へ健康診断の為、予約の診察時間は9時だが、
余裕をみて朝8 時タクシーに乗る。待合室で私は朝日新聞に目を通す。
6面に2006年度題55回 朝日広告賞 月間賞発表 に松下電器産業 株式会社の
スーパーアレルバスター空気清浄機の広告が月間賞(3月審査委員賞)として
掲載されてい た。
女性の背中をバックに左側に人間の男の子(ウチの子1756万人)右側に可愛い柴犬
(ウチの子2315 万匹)「子沢山の国になったニッポン」と左下にコピーがあった。
何を意味するのか解らないが

それはNHKが放映した「1.29」の番組で人間の子供が1770万人
犬・猫のペット総数2409万匹 
解るかな? 皆さん!
No56 12月12日に書いた つぶやきとイメージが重なり合った。
Nationalが何をテーマに「子沢山の国になったニッポン」とアピールしたのか
私には解らないが兎に 角キレイな広告なのでアップさせて致きます。

 

No.100  2006年4月25日

「ある国際結婚業者のつぶやき」は去年の4月25日に書き始めてから
今日4月25日でNo100を書き上げ ました。あっという間の1年でしたけれど、
色々の効果がありましたがまだまだ結果としては不充分 です。
この一年間のアクセスは述べ30,000位で他のブログの記録の足下にも及ばないし
国際結婚のラ ンキングでも20位〜150位をうろうろしていて恥ずかしいかぎりですが、
又1年 心を込めて国際結婚 の在 り方について拙い経験の中から私の思う事を
書いていこうと思います。まず一つの物を買おうとする 。又は売ろうとする。
或いは一つの成果を求めようとする。例えば国際結婚をして幸せになりたい。
又はこれらの見込み客を集めて国際結婚業を始めたいとするには情報を発信する。
又クライエントは 情報を受信する必要があるが、情報を発信する場所が少な過ぎるし、
又情報を求める所が少なすぎる 。既存の広告媒体は朝日・読売を始めて殆どが
国際結婚業はシャット・アウト。ただ電話帳広告だけ が結婚相談業のジャンルで僅かに
門戸を開いている。 私は東北・関東・信越・中部全域に年間の800万円の予算をかけて
タウンページで情報を発信したが、 売り上げの50%強が広告経費で収支バランスが
とれない。又 仮に大手広告媒体が国際結婚業に門戸を 開いたとしても一般の業者では
コストが高く採算が取れず大きな事故を起こす事になるのではなかろうか ?
その点 新興情報発信網のインターネット業界は自由で寛大である。遅ればせながら
この媒体に気ずき活用しょうと思ってとびついたのだが私の頭が古いせいかな?
なかなかう まく利用できず悩んでいる今日この頃です。  
不謹慎な話だが、ここ一連の国際結婚を囲るトラブルが幸か不幸かマスコミ関係者に
私のホームペ ージが目にとまり、各方面から取材を受け私は感謝している。
日テレ・テレ朝・News week・AERA等の スタッフの皆さん 有難うございました。
今後も拙い力ですが国際結婚の真髄を求めて行動してまいります。
さて最後に感謝しなければならないのが鞄本仲人連盟の土橋俊代表取締役社長に
対してではなかろうか? 反面教師として――
私がこのつぶやきを書き始めたのが日本仲人連盟 国際ユニオンの国際結婚健全化
特別委員を傲を煮やして辞任を決意し、内部からの改革では駄目だと 悟ったからだ。
人にしろ国にしろ生きる事 つまりそれはメリットがあるかないかだ。
私は今で も日本仲人連盟は日本人同士の結婚相談業者の集り つまり連盟としては
他の追従は及ばないと思って いるが新しいジャンルの国際結婚仲介業は既在の概念では
駄目だと進言していたが皆が生きる。つま りメリット・デメリットを考えると安易に事を
動かす事は「和をもって尊ぶ」事に一番メリットを感 じている土橋氏では無理な話だった。
改革は自民党を「ぶっ壊す」と断言した小泉首相ではないがここまで力を持った土橋氏なら
「皮を切らして肉を切る」体制内改革はできないものだろうか?
今、日本仲人連盟が置かれている社会的立場は株式会社・日本仲人連盟の一企業の
枠を越えていると思う。
幸いに鞄本仲人連盟は小春ちゃんことジャヌ・ダークが控えている。
もっと権限を委譲して 好むと好まなくても押し寄せてくる国際結婚の流れの中で
社会的責任を果たしてほしい。日本仲人連 盟No3271の青葉堂の吉岡氏の推測によれば
国際結婚業者は500業者あるそうだが日本仲人連盟には結集 した会員は約1500会員いる。
他の仲人業界の団体では確たる国際結婚業者の集り つまり国際ユニオンはない
(形を作って中身はないが?)。
現在会員数は約120会員を越えていると思う。もっと大同団結してクライエントが
安心・安全・納得した国際結婚が出来る様なセフティ・ネットを作って皆で生きて行こう。
その時は私も喜んでお手伝いしたい。この「ある国際結婚業者のつぶやき」が2年目も
見果てぬ夢で終らぬ様に。
この原稿をJAL‐798の機内でオールド・バーの水割りを傾けながらつぶやいて いる。                               ―― 合掌 ――     石田 洋司


No.99  2006年4月24日

あの忌しい事件以来マスコミの動きが激しくなった。
良きにつけ悪しき現実に息衝いている国際結 婚の実態を探ろうと
NHKのクローズアップ現代が日本仲人連盟 国際ユニオンの講習会を取材したそうだ。
私は4月10日から4月24日迄 中国出張の為居合わせなかったが、
国際結婚がクローズアップされる事は良い事だ。
ONYXグループでも日本TVが4月14日と21日に2回にわたって在日中国女性との
お見合い風景と現地大連でのONYXグループで結婚したT君とOさんの結婚式を
放映したそうだ。あの美人の佐藤良子ア ナウンサーも来社し勢力的に取材し
放映したそうだ。私は会いたかったが、中国にいる為に「メイ・ ファーズ」
ONYXグループアジアBセンターでは毎月1回 六本木角のアマンドの3階を借り切って
在日中国女性とのお見合いパーティを開催している。
前々からの予定で某テレビ局が4月16日(日)のお見合いパーティをビデオに収録し
パーティ出席者男女の感想を聞くそうだ。

 

さて4月22日JAL‐797でクライエントの大手私鉄職員O君がゲートを降りて来た。
同じくトライルツ アーをぶっつけ本番で取材しょうとするテレビ局のスタッフも大連空港で
待機していた私と合流した 。
ホテルのチェック・インを済ませ、Tさんが待っているお見合い場所に移動する。
午後2時30分労働公園を見くだせる私の友人の会社の会議室でお見合いはスタートした。
私は2人を紹介した後席を外した。 ぶっつけ本番で丁とでるか半とでるか解らない
お見合い風景をカメラを廻すスタッフはやきもきしているが
私はいつもその様な鉄火場にいる様なもんだ。
そのお見合いがパーになればトライアルツアー 費用15万円はもらっているが
私の方も後はパーになるが致し方ない。
業者の都合よりも国際結婚をす るクライエントの主張を良く聞かなければならない。
約一時間お見合いは終わり。2人はデートに出発 カメラも 後を追う。
勝利広場に向うイベント ストリートを2人は連れ立って―私はホテルに戻って
私のホーム ページを点検する。この取材は本人達の了解を取り付けている為に
私が撮った写真で事の成り行きを 推理して下さい。
尚このトライアルツアーは









5月8日あるテレビ局で放映されるそうです。ぜひ皆さん見て参考にしてください。
私は15日ぶりに六本木に帰った。
山のように積まれた私の机の上の書類を整理し
99回目の「ある国際結婚業者のつぶや き」を今書き終わりました。    
―午前4時私のベッドの上で―

 

No.98  2006年4月20日

中央官庁OBのIさんは17日大連空港に降り立った。
(ちょっと大袈裟かな?マッカーサー元師でもあ るまいし)私と大連駐在員の呂さんは
空港に迎えに出る。今日のお見合い相手はONYXグループの丹東 駐在のL社員だ。
彼女は51歳の品の良い美人だ。2年前 安東会の先輩Wさんの紹介で採用し、
丹東支店の中核を担い日本男性と中国女性との間で通訳を務め、
そのコミュニケションを計り、必要に応じてデートにも随行し、
円滑なる結婚の道を歩ませる重要な 役割を務めるスタッフである。
彼女は東京にも3年位住んでいて、日本の良さも充分知っている女性だが、
51歳にもなるし、まさか結婚を希望しているとは夢にも思わなかった。
半年前本人の希望を聞 き びっくりしたが、私は会社の経営も重要だが、
本人の希望又は幸せを考えれば、致し方ないと苦渋 の決断をし、
結婚希望女性のリストに載せた。Iさんの目に映ったLさんはルール通り2人ともチャットで
何回も日本語で話し合っている中で旧知の友人のようにスムーズに
三泊四日の出会いを楽しんだよ うだ。双方とも結婚の意志を固めたようだが、
問題はIさんの家族の承認を取り付けなければならない 。あの忌まわしい事件の為に。
人は支え合って生きていかなければならない。夫婦然り。又その家族 も。
大きく社会とか国家とか。そこに大きな民主主義の原点が見えるではなかろうか?
何はともあれI さんが帰国後 二週間以内に家族を説得して、GOサインを出すそうだ。
LさんはIさんからの結婚式の日程を待っていると思うが、私の心境は若干複雑だ。
長い意味では この縁談が壊れる事を期待しているし、目先の問題ではこの成婚は
売り上げ増に寄与する事も期待を している。(いい加減な男だな!石田は)
このお見合い・出会い・デートのサポートは私は何もでき ない。
ただ楽しい晩餐をセットするだけだ。
一日目は御多分に洩れず中国海鮮料理の「万宝海鮮坊」 。
二日目はフラマーホテル新館4F日本料理店「横浜港」の個室で会席料理。
三日目は中国共産党本部 裏にある正統派中国料理「浪琴酒楼」で8人揃って、

ワイワイガヤガヤそれぞれ好きな料理を口に運ぶ 。
中国料理は食べる人が少ないと旨くない。8人位で喰うのは一番旨い。
クライエントのIさんから大連の夜のアミューズメントの要望が
二日目会席料理を食べた後あったので、近くのフラインバーに行こうかと思ったが、
そこは若い人が多く高齢者に は騒音に近いリズムなので、
パスしスイスホテルのバーに立ち寄った。久々にフィリピンバントが出 演していて、
歌唱力の高いシンガーが歌っていた。クライエントのIさんもフィリピンバンドの勧めで
五輪真弓の「恋人よ」を絶唱して、居合わせた客の喝采を浴び、



おまけにLさんとのダンスは華麗その ものであった。仲々の遊び人・幸多かれと祈る。

私は食べる事とか飲む事をよく書く。それは生きる 為に営みがあり、
営みはまず「食」そのものだ。休・寝・性・動・そして働く。それは商いだ。
商いに疲れてマツリ(政)があり祭りがある。祭りには酒が必要だ。
皆さん この結婚は個人にとっては大 きな祭りで はないでしょうか?
我々仲人業者は洋の東西を問わず1人の男と1人の女の結びつきに
誠心誠意事に当たらなければならない。
それは私のモットーでありそれが私の楽しみである。 

 

No.97  2006年4月16


大連駅前に太能という韓国料理店がある。旨くて安い。私は豆腐チゲが大好きだ。
御飯付きで20元 (約300円)私はこの店を昼時には使っている。
午後1時この店で大連駐在社員の呂さんと宋丹東支店長とT452の車中で
宋支店長にアポをとった張さんと会う。
相変わらず美しい娘さんでポンポンと威勢 よくその唇から日本語が飛び出して来る
(会長推薦左側上から9番目)なぜだろう。
彼女は研修生として東京・亀戸で縫製関係の研修に3年間従事して
04年10月に丹東に帰国した。
日本での生活が楽しく今度は日本にお嫁さんとして行こうとONYXグループの門を叩いた。
あれ以来1年6ケ月今回お見合いにくる大手私鉄職員(28歳)との22日からのお見合いに
ついてよろしく御願いしたいとの事。
すでにこの2人はTVお見合いで2回も話し合って男のO君も乗り気満々大連での
お見合いそしてデ ートがうまく進み結婚への道を歩んでくれればと私は願っている。

 水は高い所から低い所に落ちるが欲は低い所から高い所に昇る。
人間は皆んな同じ思いを持っている 。私もそうだ。
その欲求を達成させたい思いとその行動を誤ると大変な事となる。
色々な事例でもみ られる様に人間関係等一歩間違うと犯罪までに発展する。
私は国際結婚仲介業者である。従って国際 結婚を廻る範囲で考えてみたい。
一番大きな問題は破局―離婚―逃亡色々あるが
それは相方の欲求のバランスの問題である。お互い我慢できるかできないか、
それは妥協できるかできないかです 。
結婚しょうとする男性にも、しばしば問題があるクライエントもいるが、
男性は高い仲介手数料を払っている(実際は安いのですよ―解るかな?)
しかし、その金は国際結婚仲介業者に支払っているので女性に支払っているのではない。
女性には結納金として30万円つまり約2万元を支払う。
このルールは96年私が作ったルールだ。
それまで結納金制度ではなく月々2万円位の仕送り制度だった。
古い業者 は知っていると思う。
国際結婚は10年前は日本女性と結婚できない男が多かったが、今は違う。
日本 女性と結婚できる男性が何か日本女性に飽きたらず外国女性を求めている。
如何にお客様の要望に答えるか難しい問題である。
半分までは業者の業務能力だが、残りはそのク ライエントと外国女性の欲求のバランスの
問題である。男女相方が我慢できるかできないか、つまり妥協できるかできないか、
それによって離婚率が決まる。
厚生省の統計にもあるように外国人との離婚率は43%少し高すぎるのではなかろうか?
しかし1万人のクライエントの内約六千人が納得して夫婦生活を営んでいる事実も
見逃せない。
私は3月8日付のNews week で中国女性の8割は不満を漏らすと いったが、
その半分の40%が我慢すれば厚生省の統計に近い数字になる。
ONYXグループでは来日して 納得した女性が70%で、不満を漏らす女性は30%。
内容は男個人又はその家族にあり、アフターサー ビスで不満を聞くだけでも
半分は解消できる。つまり人間は妥協する事は大切である。
不完全な男女 の営みなのだから、離婚もある程度やむを得ないだろうが、
一番始末が悪いのが逃亡・つまり、いな くなる。蒸発だ。
殆どがある意図を持って結婚という形で来日し、自分の欲求を果たそうとする再婚女性が
多い。引っ掛からないように注意しょう。
次がコミュニケーション不足な幽閉生活、これは主に夫の家族に問題がある事が多い。
アフターサービスがしっかりしておればこの様な問題はまず起きない。
ONYXグループの丹東の女性はこの様な事は皆無である。
次は国際結婚業者について触れよう。
日本人同士の結婚ならば単に情報を提供しそれぞれが判断し行動を起こし
自分の責任で左右を決めれば良いのだが、相手が外国人となるとそうはいかない。

@ 言語・コミュニケーション 
A文化・習慣・生活様式 
B国の偏差値それに伴う相方の価値観の違い

を抱える国際結婚ともなれば単なる情報提供だけでは済まされない。
我々国際結婚業者は結婚したい女性の正確な情報を提供し、結婚したい男性の希望と
長い夫婦生活の調和をアドバイスし、妥協しながらも双方納得して結婚させ、
その必要な婚姻関係書類を関係官庁に提出させ、許認可を受け配偶者として
間違いなく日本に上陸させ、円満なる夫婦生活をスタートさせるまでが
第1次法的責任である。  
私はお互い納得して結婚してから我々国際結婚業者の仕事は始まり赤ちゃんが
生まれてこの仕事は終ると思っている。
訳の解らない外国側業者任せの結婚希望女性情報でこの神聖な仕事をやろうと思う人は
お止めなさい 。ただでさえ不完全な男の人生を狂わせてしまう。  
結婚しょうとする貴男も結婚させようとする業者も大きな運命を左右する局面に
立っています。私 はただ幸せ多かれと祈るだけです。

 

No.96  2006年4月15

春爛漫。丹東の春は眩い程だ。錦江山の桜の花もちらほら咲いている。




丹東の桜

S君とOさんの結婚式も恙無 く挙行され、ハネムーンを丹東の春の中で酔い痴れている。
今日はS君と大連に向う予定が、ある第2 次受け入れ機関の担当者が瀋陽で合流したいと
要望が有り、急遽予定を変更して瀋陽に向う。
高速道路を約230km窓辺に映る小さな山脈は60年前に13歳の少年がリュックサックを
背負って歩いた山並みだ 。遠く過ぎた思い出に耽る間もなく車は瀋陽に着いた。
担当者とグロリアホテルで打ち合わせの後、 夕食は御多分にもれず一杯という事になる。
15年来の親友 潘さんに連れられて日本料理「輝庭」に初めていった。
店の構え造り大連にもない立派 な店だ。鉄板焼が主流だが、
色々と品揃えが広くエビ帆立とこぶしさより等の七輪焼と刺身そして鮨の盛り合わせ4人で
呑み喰いして日本円で約1万円、一人当たり2,500円旨くて安い。


15年来の友人潘さんと「輝庭」で夕食を摂る

同行の丹東支店長と会長絶賛推薦
遼寧大学院日本語一級のお嬢さんも「輝庭」の晩餐会に参加した

これからは瀋陽 での一杯は「輝庭」に決めた。
JALカードで支払を済ませると日本人の西川社長が挨拶に来て名刺を戴いた。
京都のパル・コーポレーションの経営で京都に6店舗ほどあるが、
日本独資で中国進出したそう だ。 皆さん瀋陽に行ったら是非食べに行ってみたら!
ホテルに帰ってONYXグループのホームページをみたら
14日夜11:30から急遽日本TVで先日撮影に協力 した国際結婚の実態を放映するとの事。
慌てて東京に電話をする。残念ながら私は見る事が出来ない帰国後見る事にしょう。
15日朝7:30瀋陽をT452の特急で大連に向って進み出した。
車中でこの日記( つぶやき)を書くこの特急はこそこそ鞍山に着く頃だろう。
随行の宋支店長の携帯電話に張さんから アポが入って、大連で1時に会う約束となった。
11時30分大連着。今日も忙しい一日となるだろう。  ― 鞍山近辺の車中で記す。―

 

No.95  2006年4月12

No81 No90 No92関連のつぶやき(連載)
何せ60年前の思い出、途中で記憶は消える。
鞍山から奉天(現瀋陽)までの記憶は霧の中だ。
ただ 、鮮明に覚えているのは「シラミ」皆さん解るかな?
襟の裏を始め縫代の間に1〜2mmの白い虫、体の あちこちが痒い又痛い、
親指を合わせてプチンプチンと潰すと真赤な血が布地に染まる。
奉天(現瀋 陽)の検疫所で国府軍の衛生官がDDTを前後のズボンの間、
首回りの間左右の手首の間、万遍無く白い 粉をかけまくるツーンとする匂いの中で
シラミから解放される。  安東(現丹東)の家を出て奉天(現瀋陽)迄約一ヶ月風呂にも


1945年まで私達家族が住んでいた家

安東(現丹東)も変りましたが、変らないの遠くに見えるかぶと山と

北朝鮮(旧日本)と中国(旧満州)を結ぶ鴨緑江をまたぐ鉄橋位

入れず顔も洗えず、飲まず喰わずの 状態ではシラミの住処になっても致し方無い。
痒み痛みから解放されると今度は肩の痛みを覚える。
着の身着のままの引き揚げ難民だが、リュックサック一つは背負って帰れる。
重さ約20kg結構少年の 頃の私には堪える。
背中は赤くV字に刻まれ俗に云う肩が腫れた状態だ。帰国後、
19歳〜24歳迄自衛隊に入隊していたがそれは国家権力の背景を失った難民が
帰国後喰うに困って、国家権力の手先となって禄をはみ背嚢を背負って闊歩したが、
私はそれ以来リュックサック等一切背負わない。
それは私の負の象徴だから――後はさつま芋とかぼちゃ―この二つは後日つぶやこう。
なにはともあれ奉天(現 瀋陽)から錦州に向う。
小綺麗な客車に揺れて、なぜ国府軍管理下には客車が有って
八路軍(中国共 産党正統政府)の占領地には客車は勿論 線路のレールもなくなったが、
ソ連軍の仕業かな?
錦州に着いて約2週間帰国船を待って、私達引き揚げ難民はあてもなく時を過ごす。
やがて 難民の群れは「コロ島」に移動し、VO45号の船底に座る。
夕刻出航まで約2時間、私は西に落ちる太陽 を眺め海面は真赤に燃えていた。  
私は鞍山に向う汽車の中から平原に落ちる太陽そしてこの海面を真赤に燃やす太陽、
子供心にこの二つの情景を忘れない。
闇のとばりが落ちる頃満州(現中国)の大地を離れ東に向って船は滑る様に走り出した。
中国編終わり。丹東にて記す。   次回は日本上陸最終編。

 

No.94  2006年4月11

3月16日以来の中国出張だ。
26日ぶりに中国の大地を踏む、やはり「生まれ故郷の出張は気楽なものだ」
植木等に怒られるけれど―――――北国の春はひしひしと押し寄せてくる、
私の故郷・丹東はもう暖房はいらない。
今回の出張は在留期限一杯の15日間だ。
クライエントは3組、前段はJR関連ホテルの板前さん(45歳)、
中段は中央官庁OB(63歳)、後段はある大手私鉄の職員(28歳)、
身長178cmのハンサ−ムボ−イ。
国際結婚に於ける私のエリアを忠実に遂行して、
ONYXグル−プの社員の期待に沿うよう頑張りたい。
S君は朝6時、婚姻要件具備証明書の交付を受けるため、瀋陽の日本領事館に向った。
午後2時ごろには帰ってくるだろう、午後3時からは結婚記念写真の撮影だ、

S君は心から喜んで、日本のお母さんと長々と国際電話で話していた。
12日午後6時、結婚式、出席人数は50名、いつものとおり厳粛に行なわれる。





S君は新婚気分を堪能して、14日JAL798の機上の人となるだろう。
14日からは大連で研修生を受け入れるため第2次受け入れ機関の面接担当者と面接
及び技術試験のお手伝いで忙しいと思う。夜は面接担当者と大連の夜を
楽しむことになるだろう。
17日から次のクライエントが大連空港に舞い下りて来る。

                                故郷・丹東にて 11日朝7:00

 

No.93  2006年4月6

2月17日 3月10日と中国ハルピン女性の不祥事が立続けに話題になり暗い3月だった。
顧みれば1989 年(平成元年)に670名だった中国花嫁もピーク時2001年には7,421名
(偽装結婚もだいぶ含まれてい ると思うが?)2004年には4,483名の中国花嫁が来日し、
フィリッピン女性等外国女性の花嫁をたすと11,562 名。
89年(平成元年)から04年迄162,349名の女性が日本の男性と結婚して日本に入国している。
この現実を日本の社会は良きにつけ悪しきにつけ厳粛に受けとめなければならない。
芙蓉IMCの佐伯社長が 言っていたが「需要があるから供給がある40代、
50代で独身の男性が多くいる。こうした人達の結婚相手が国内に殆どいない事のほうが
社会問題といってもいい」正に名言! 
しかし漫画家の倉田真由美さん(71年生まれ)が言っていたが(No65 1月10日参照)
いい女が増え ているから自然的にいい女が余ってしまう。
「いい男が少ないのが一因」と――
彼女いわく「この人 の子を産みたい」と感じた時に産んでおかないと
いろいろ条件云々と子宮で考えて発言していたが彼女の云う事も一理も二理もある。
教育の高度化・多様な情報化社会の狭間で今後も益々男は女を求め
女は生きる事を求めて国境を越えて男と女は結びつくだろう。

さてこの事件を切っ掛けにマスコミはセンセーショナルに事件を扱う方向から
国際結婚の実態又は虚構に迫ろうとしている。
SPA!4/11に国際結婚「幹施ビジネス」の光と闇のルポルタージュに
国際結婚中国社長日記ブログで有名な青葉堂吉岡宏幸社長(日本仲人連盟・
国際ユニオン3271)と横浜ブライダルオフィスの日下誠氏(日本仲人連盟・国際結婚
ユニオン0117A)とバージンロードの生川結住子氏 (日本仲人連盟3253)とLove China の
中津広夫氏の四業者がそれぞれ体験に基づいて所見を述べていたが、
青葉堂の吉岡氏が云う国内にある500社の内400社は赤字。
一年間に150社は潰れています。
要するに4年経ったらすべての業者が入れ替わるような状態。
ところが会社を作るとすぐ中国の業者から「提携しましょう」とメールがくる 。
提携すると写真が送られてきますよ。つまりやろうと思ったら明日からでも出来るのが
この業界」 この業界の新進気鋭の青葉堂の吉岡氏のメッセージを教材にして
私の考えを述べたい。

@ 国際結婚業者は4年たったら、すべての業者が入れ替わるような状態
つまり廃業それは儲からないか僅かな資金が底について、にっちもさっちもつかなくなるか。そこから詐欺ま がいの商法が初じまり社会の顰蹙を買う。つまりモラルの問題だ。
この業界で一番光っている青葉堂の吉岡氏が諸経費を引いたら何も残りませんとは
残念です。

A 青葉堂の吉岡氏は500社と言っているが500業者の間違いではないでしょうか?
資本金300万円以上の有限会社 1000万円以上の株式会社は何社あるでしょうか?
できれば各業者が資 本金300万円以上の有限会社にすれば事故はだいぶ減るのでは――

B 会社をつくるとすぐに中国の業者から「提携しましょう」とメールがくる。
提携すると写真が送 られてくる。つまりやろうと思ったら明日からでも出来るのが
この業界と吉岡氏は言っているがこの 中国側業者がくせ者。
このルートに乗ると大変な事になる。人間は誰でもタダでは働かないが中国女性から
5万元〜10万元の手数料をとる中国側業者が国際結婚する日本男性を
食い物にしている結果とな る。
一万元位が(日本円で約15万円だが価値は日本円で300万円位に値する)
妥当な手数料ではなかろうか?
中国側業者は濡れ手にアワそして国際結 婚御殿に住んでいるが日本側業者は
儲かると思って、あちこち走りまわりわずかな資金も尽き果てて4 年以内で
トラブルを抱えて消えて行く。――ああ無情――

C 送られてきた写真で国際結婚仲介をやろうとする業者はD級業者
―後で大やけどを負うから辞めた 方が良い。
自分で中国に行き日本の男性がお嫁に貰いたい女性を自分で見付けましょう。
大金を中国 側業者に払って結婚という形で日本に行って金儲けしょうとする中国女性は
シャットアウト。日本の業者でできるかな――

D この仕事はそんなに生やさしい仕事ではない中途半端に金儲けしょうとするなら
おやめなさい! 儲からないから

E 青葉堂の吉岡氏 横浜ブライダルの日下氏 バージンロードの中川氏は
日本仲人連盟のメンバーですね。近い内に会って勉強しませんか。
又Love Chinaの中津氏も日本仲人連盟に加入しませんか?
チャンスがあったらお会いしましょう。

 

No.92  2006年4月4

No.81(2.24)とNo.90(4.1)関連のつぶやき  
国家権力の背景を失った難民の群れは3人の便衣隊に守られて遠い故郷日本を目指して
さ迷い歩く。今想えば本渓の近くまで歩きついた頃だと思う。
パラパラという機関銃の連射音が聞こえてきた。
我々800人の難民の群れは恐慌を覚えそれぞれ大地に平伏した。
どうやらこの辺が八路軍(現中国共産党正統政府)と国府軍の占領境界線らしい。
この難民の群れを国府軍の兵士達が発見し八路軍の襲撃と間違えて機関銃の引き金を
引いたのだと思う。 便衣隊の隊長が慌しく動きまわり ここで我々引き揚げ難民の群れは
八路軍(現中国共産党正統政府) の保護から国府軍の管理下に置かれ
本渓から鞍山に向かった。  
本来ならば安奉線を真直ぐ奉天(現瀋陽)に向えばよいのだが
それぞれの占領地域の関係上鞍山を経由して奉天に向ったのだと思う。
ここで ちょっと帰国難民放浪記から外れるが3月30日付の朝日新聞15面の
ワールドクリックに加藤千洋編集委員の
「《満鉄》創業百 周年の今,歴史的な意味問い直す」という囲み記事があった。
日露戦争に勝った日本が半官半民で作った満鉄という国策会社を
大英帝国の植民会社・東インド会社をモデルにして作ったそうだ。
創業は1906年11月当時日本最大の株式会社で多くの青年達に夢をもたらした会社で
鉄道と鉱山事業を柱に後に製鉄など重工業経営も手がけ,
1945年に職員総数約40万人そのうち約26万人が中国人職員(約65%)という
マンモス企業で今年100周年をむかえた。
スケール・手法は違うが今の新疆ウイグル自治区ウルムチの姿を重ね合わせる事が
出来る。   
話をもどして満鉄創業100周年 満鉄会60周年記念大会で歌手の加藤登紀子さんも
アトラクショ ンで歌を唄うそうだが,加藤登記子さんのお父さんも満鉄マンだそうだが
私の父も満鉄の陸運会社に籍をおいていて,安東で私は生まれたが
加藤登記子さんはハルピン生まれだそうだ。
当時のハルピンは日本人にとって満鉄の鉄路でヨーロッパそしてパリにつながる
世界に開いた窓だった。  
加藤登紀子さんも「満州」が大切なアイデンティティーを感じているそうだ。
そして藤原書店の藤原良雄社長が
「戦前を全て否定したり,負の遺産を切り捨るのではなく。
例えば,満州国も満鉄も存在したまま客観的に再検証すべきではないかという機運がある」
と所見を延べている。
「戦前の歴史の《空白》を埋めないと,今,中国や韓国から指摘される歴史認識の本当の
意味も分かれられない」と加藤千洋編集委員は紹介しているが私も同感である。



この鞍山は製鉄会社としては中国−で中国の発展には相当寄与したが、
今では上海近郊の首山鉱鉄集団北京にある宝山鉱鉄集団の資本主義競争の理論を
取り入れた新鋭工場に席捲され息も絶え絶えの鞍山鉱鉄集団になり下がっている。
本諭に戻して鞍山に向う汽車は平原の中をたゆまなく進み、やがて夕焼けを迎える。
その真赤な大地に数千羽のカラスの群れが落ち行く太陽を包み
異常な声で泣き叫ぶ光景は今も忘れない。
やがて夜のとばりが落ちた頃汽車は鞍山についた。この頃は終わり。
次は奉天(瀋陽)の巻、近日中に発表―

 

No.91  2006年4月1

今日はエイプリル・フール 嘘をついて人を驚かしてもよいそうだが、
今日は日本テレビがONYXグループの在日中国女性とのお見合い風景と
チャット(TVお見合い)で海外中国女性とのお見合い風景を 撮っていった。
これは嘘ではない。
又ONYXグループの仲介で2月7日結婚したT君とOさんの大連でのささやかな結婚披露宴と
Oさんの生まれ故郷営口まで3月30・31日とTVカメラは逐って国際結婚の実態を
えぐろうとしている。
2月17日と3月10日に起きた国際結婚をめぐるおぞましい事件をセンセーショナルに
煽りたてるのではなく年間一万組を超える国際結婚の本質を見極めようとしているのでは
なかろうか。
例えばなぜ外国女性がジャパユキさんを志向して日本の男性と結婚しょうとするのか?
なぜ大和男(おのこ)が外国女性と国際結婚をしょうとしているのか?
その背景を探ろうとしているのではなかろうか?
4月7日(金)23時30分日本テレビで放映しますので、皆さんも見て参考にしてください。
話は違うが3月は新聞の反響もホームページの問い合わせメールも激減、
いやな3月になった。あのような事件はもう願い下げだ。
それには我々国際結婚業者も反省し国際結婚仲介の質の向上・この仕事に携わる
我々業者のモラルの向上を維持しなければならない。  
最後に芙蓉IMCの佐伯社長がニユーズウイークに掲載された記事の一部を
ホームページに転載してい たが、ONYXグループもニユーズウイークに取り上げられた
部分を少しでもPRできればと転載する事に した。
佐伯社長のよいヒントを有難う。

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